ダンジーブログ

ダンジーです。

皆さん!聞いてください。
それはラーメンデーに向けての準備をしている時のことです。

それはわたしが頼んだものと違うものが納品されたのです。
その頼んだものとは大山鶏の部位のことですが、私はガラを頼んで店長に伝えました。翌日冷蔵庫をみてみると、足の部分でした。


「これはなんで?店長である通称寅次郎になぜ?脚があるの?」と尋ねるも?
わたしが脚と言ったらしい。

「いやいや、3日目のだしの取り方は2日かけたベースがあるのでガラで旨みを補強するというわたしの定説があるから脚を注文するのはあり得ない」と食い気味で訴えるも寅次郎も一歩もひかない。

こういう時は皆さんどうしますか?

こういうときは、私はこう考えます。これも流れ。
そこに逆らっても仕方がない。
小さい時におもちゃを買ってくれない駄々をこねる子供の頃と一緒。
そこからいろんなことを学んだわたしは流れを受け入れてそこから想像力を働かせれば新しい扉が開くとこの世界の法則を経験から学んでいるのです。
寅次郎の粗相をそっと優しく包み込んでわたしの創造力という名の魔法をかけましょう。

昔、豚骨ラーメンが好きすぎて竹ノ塚から徒歩20分以上かかるところまで通っていました。
福岡出身のわたしは本場の豚骨ラーメンを東京で求めましたが、なかなかなくて家から1時間30分かかる竹ノ塚にオアシスを見つけたのです。
月に2、3回は禁断症状が出て求めていくも、あるときあまりの遠さに行くのが億劫になり、「そうだ!自分で作ろうと決意しました。」わたしの趣味がダシをとることなので自宅なの寸胴が3つあり、20リットル、10リットル、5リットルとあります。
それらを順に濾していくと旨みたっぷりの豚骨スープが出来上がります。
ただし完成まで3日かかるのでそれよりも食べにいくほうが欲求を満たせるのでいままで挑戦しなかったのです。

ここで作るという新しい考えに辿り着いたわたしは、スーパーなどでは決して売っていない豚骨のゲンコツと言われる大腿骨の部位を仕入れてハンマーで砕き、3日かけてスープを炊くのです。
順調にスープが出来て仕込みも3日目にかかり、今日の夕方には食べられると思った矢先に、家のチャイムがなりました。
ドアを開けると警察の方で「オタクから異臭が出ていうことで、なにをされているのですから?」とのことスープを炊いておりますと答えると「ラーメン屋さんで許可書もないんだから辞めてください。」との答え。
「住民から苦情が出ているからやめて下さいだろっ!」とその警官に心の中で突っ込むも、近隣の方に迷惑をかけたことに本当に申し訳ないと思い、それ以降豚骨ラーメンを作ることを封印しました。

福岡では豚骨の臭い臭いがするラーメン屋さん程、よく炊いているから美味しいと言われているわたしの常識が東京はこの臭いは犯罪なのだと学びました。
豚骨を封印したけど、臭いがしないけど、豚骨ラーメンのような濃厚でクリーミーなダシのラーメンを作りたいとの一心でたどり着いたのが、鶏です。
その中でもわたしの想いを叶えてくれたのが大山鶏です。
こちらと水だけを96時間かけて炊いたスープで食べるラーメンが本日行われるラーメンデーのコース料理なのです。
しかも納品されたものが違ったのにそこからどんなラーメンになったのか?わたしが魔法をかけたラーメン。
興味ありませんか?

皆さんもいろんな経験を日常でしていると思います。
特に人に迷惑をかけたときなどの失敗は成長するための経験とポジティブに捉えてこの経験を通してなにを学ぶかで成長していけるかが、問われると思えます。
現状維持は退化です。
特にこのコロナ社会だと必要とされる人とそうでない人が選別されている気ます。
毎日少しづつでもアップデートしていくことで人に必要とされる、社会に貢献できる大愛と大感謝に溢れる人になっていくと思います。
そんな自分も出来なくて毎日、反省ばかり。


せっかく経験したのであればねー!その〇〇をしっかり受け入れて〇〇力を働かせてピンチをチャンスに変えてください。
ここから先は自分の言葉を入れてください。

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