シンデレラさん
寅次郎です。
先日一本の電話がありました。市外局番からすぐにどなたからかわかりまして。
というのも、先月ヒルナンデスに取り上げて頂いた際にありがたいことにじゃんじゃかネットでの注文が入りまして大パニックでしたが
電話もリンリン鳴りまして、店舗のコースの質問や「ホントにニンニク使ってないんですか?」など様々だったのですが、ご年配の女性から丁寧であたたかい声で「パソコンがわからないのですが、電話でも注文できますか?」との電話がありました。
もちろんです、ありがとうございます!と対応させて頂きましたところとても喜んでくださり、
「シンデレラさんですか?届きましたよ。嬉しくてすぐに食べてしまい、夜にまたお父さんに食べさせようと思ってるんです。」
と到着後もわざわざお礼の電話を頂き
「シンデレラさんですか?お父さんも喜んでくれてね、ありがとうございます。」
と数日後も嬉しい報告を頂いたことがあるのです。
僕も嬉しくてお手紙を書いて送りました。
その方から
「シンデレラさんですか?また注文したいのですが、電話でもいいですか?」
とのことでした。
もちろんすぐに声でもわかり「○○さん!ありがとうございます!」とそれから世間話までしばししてしまうほど、ほっこりした時間を過ごさせて頂き、またお届けすることになりました。
前回美味しくてお手紙までありがとうと喜んで下さりわざわざ電話してまた注文してくださりました。
いまや通販はネットが主流で、お店もお客様もそれが便利で効率よく、機械的なイメージを持っていました。
この方のおかげで、ネットとといえども誠実に対応すること、顔が見えないからこそ、よりお客様を慮ることを大事にするようになりました。
「シンデレラさんですか?」
「○○さん!こんにちは!」
とても嬉しい電話で、大事な原点にしたいとおもいます。
