ダンジーブログ

今日で震災からちょうど10年ですね。

あの日はお店の買い物から帰って来ているときでバイクを乗っていました。

そしたら道がゴムのように揺れていて電信柱や建物も横にしなりだして、なにが起こっているのか理解できずにバイクを停めたら地震だとわかりました。

そしてテレビをつけたら、あの津波による被害の光景が映し出されて、いたたまれない気持ちになりました。



時を遡ること震災から3ヶ月前に私はお店をオープンしたばかり。

お店も厳しい状況でしたが東北で震災被害にあった人達が気がかりでなりません。

何故ならば私はものまね芸人として全国のいろいろな場所でショーをして来ました。

実は前日も福島でショーをしていて福島の暖かい皆様から笑顔をいただいたところでした。

昨日の人達元気かな?


たまたま1日ずれただけで被害に合わなかっただけ。

そう思うとなんかやるせない気持ちが込み上げてきました。

何ができるのか?毎日考えました。

そしてなにも出来ない無力な自分に辿り着きました。

そして周りの芸人さんで20年近いお付き合いのある坂本冬休みさんから商工会の方を紹介していただき、
ものまねの衣装や小道具を持って岩手県に向かって連れていっていただいたのが山田町というところ。


そこのスーパーの駐車場でショーをしました。

震災の人達の気持ちをくむことはできないけど、ショーの時間だけでも震災を忘れることが出来たらという願いをこめて。

お客さんもまばらでショーなんかみる心情ではないです。遠巻きにみています。それでも炎天下の中立ち止まってくれている人がいるんです。

微力ながら懸命にやらせていただき、そこのスーパーの専務が御礼にその町で作っているやまだの醤油を御礼にいただきました。

甘みがあり、コクがある濃口醤油。この醤油をとり続けることで微力ですが支援が出来る。


この醤油でお店でなにか出来ないか?

そう思って考えていまでも当店の人気商品があります。
それは一体なんでしょうか?



レバーのたまり醤油漬けです。

山田町からの支援のバトンを繋いでいまも山田の醤油をお店で10年とり続けています。

以前のブログにも書きましたが、去年の5月の緊急事態宣言のときにダンジー餃子が報道番組で取材をうけて売り上げが前年度の8割減っていることを話しました。

そのテレビをなんと!山田町の醤油をくれた間瀬専務が見てくれていてあの時にお世話になったお礼をずっとしたいと思ってくださっていたらしく、山田の醤油をなんと!200本も送ってくださいました。


もう本当に嬉しくて有り難くて涙が止まりませんでした。



長くなりましたが、震災を通してコロナを通して私たちは学ばないといけないことがあると思います。


それは支え合うことの大切さ。


そして感謝の深掘りをすること。


世の中が豊かになるほどに人との交流が少なくなり希薄な世の中になってきています。

そして当たり前に出来ていることが当たり前ではないのとを教えていただいています。

みんな自分1人で生きてはいないのです。

いろんな人に支えてもらって生かされているのです。
支えてくれている人に感謝していますか?

感謝をしっかりもってみんなで支え合うことが出来れば乗り越えられる。

その真の絆を築いていきなさい。そう言っているように思います。

今回は震災から10年の節目の時でいまコロナで置かれている状況もリンクしてると思ったので熱く長く語らせていただきました。


本日14時46分みんなで手を合わせて黙祷しましょう

最後まで読んでくださりましてありがとうございました。

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